負荷試験=方法と評価
自律神経機能
筒井 末春
1
1東邦大第2内科
pp.600-601
発行日 1969年6月10日
Published Date 1969/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402202671
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個体の自律神経機能を負荷試験として試みる際は,一般に薬物を負荷する場合が多い.薬物以外には物理的・機械的刺激に対する反応をみる方法としてAschner眼球圧迫試験,Czermak-Hering頸動脈洞圧迫試験,Erben蹲鋸試験,寒冷昇圧試験,皮膚紋画症,Kestner皮膚毛細血管反応などがあり,また種々の電気生理学的方法も知られているが,これらについては成書にゆずる.
一方,体位変換時の血圧変化とともに血中のNEFA,カテコラミンの変動も,負荷試験による自律神経機能検査として応用されつつある.
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