今月の主題 “がん診療”を内科医が担う時代
がん診療で期待される内科医の役割
腫瘍内科の専門医制度―米国の場合
大山 優
1
1亀田総合病院腫瘍内科
pp.2066-2070
発行日 2011年12月10日
Published Date 2011/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105680
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
★米国の腫瘍内科専門医制度は日本と大きく異なる.
★米国では腫瘍内科は内科の一部であり,病院の組織ではDepartment of Internal Medicineの傘下にある.
★米国の卒後医学教育はACGME(Accreditation Council for Graduate Medical Education)により全国統一されている.腫瘍内科専門医(board certified oncologist)になるには,ACGME承認の内科レジデント研修(internal medicine residency)を修了し内科専門医を取得,その後にACGME承認の腫瘍内科研修を修了し,腫瘍内科専門医試験に合格する必要がある.腫瘍内科専門医は十分な一般内科研修を受けている.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.