今月の主題 アレルギー疾患を疑ったら,こう診る!
疾患別:アレルギー診療のポイント
アレルギー性鼻炎:季節性
宮原 聡子
1
,
柳 絵里子
1
1滝宮総合病院耳鼻咽喉科
pp.256-260
発行日 2010年2月10日
Published Date 2010/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402104313
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポイント
★花粉症では,抗原回避と薬物療法が有効である.
★薬物療法は,病型,重症度を考えて投薬する.
★有症時の薬物は,第2世代抗ヒスタミン薬,鼻噴霧ステロイド薬が中心となり,必要に応じ他剤を加える.
★重症のために経口ステロイド薬(合剤),点鼻用血管収縮薬を使う必要がある場合は,治療開始時に短期間のみ用いる.
★重症の花粉症患者には,花粉飛散開始前後から薬物療法を始める初期療法を勧める.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.