今月の主題 理解しよう! 下痢と便秘
下痢の一般的治療
急性・慢性下痢の食事療法
木村 琢磨
1
1国立病院機構東埼玉病院総合診療科
pp.1998-2000
発行日 2006年12月10日
Published Date 2006/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101428
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ポイント
食事療法の目的は,急性下痢症では生理的状態の維持であり,特に水分,塩分,糖分を補給する.
さらに,慢性下痢症では,栄養状態の維持が求められ,蛋白質,脂質,ビタミン類などの栄養素もバランスよく補充する.
食事には,精神的な充足感や社会的機能も求められ,古くから養生されてきた下痢症では,患者の意向も重視して食事内容を決定する.
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