今月の主題 血栓症の予防と治療
血栓症を治療する―エビデンスを活かしたアプローチ
【疾患別にみた血栓症の治療と予防】
陳旧性心筋梗塞および安定狭心症
近森 大志郎
1
1東京医科大学第2内科
pp.976-977
発行日 2004年6月10日
Published Date 2004/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100838
- 有料閲覧
- 文献概要
ポイント
陳旧性心筋梗塞では左室内血栓を生じることがあり,ワルファリンを使用する.
安定狭心症ではプラーク破綻による急性心筋梗塞の発症を予防するために,アスピリン・β遮断薬・HMG-CoA還元酵素阻害薬・ACE阻害薬が有効であるとの治療エビデンスが確立している.
Copyright © 2004, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.