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今月の事例 鹿児島県大口保健所
「わたしの散歩道」事業を実施して—組織の特性を活用した事業例
徳永 貴子
1
,
東久保 道夫
1
,
菅野 晶夫
2
1鹿児島県大口保健所
2南会津保健所
pp.534-535
発行日 1998年7月15日
Published Date 1998/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901927
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大口保健所では,平成9年度に「わたしの散歩道」事業と銘打って当所の組織上の特性を生かした独自の事業を行ったのでこの取り組みについて紹介したい.
当所は,通常の保健所業務のほか当県の独自の仕組みとして総務課に,その地域の振興連絡協議会事務局が設置されており,地域振興などの事務を担当している.また,県の管内各事務所間の連絡調整などを行っている.このような総務課のもつ地域振興などの業務や,連絡調整機能と保健予防課のもつ広域的な健康づくり推進業務を,なんらかの形でリンクさせられないかという発想が今回の事業のヒントになった.
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