特集 感染症対策の変化と進化—コロナがもたらしたもの
新興感染症検査技術の進化—CRISPRを用いたCOVID-19迅速診断法
吉見 一人
1,2
1東京大学医科学研究所 先進動物ゲノム研究分野
2東京大学医科学研究所 システム疾患モデル研究センターゲノム編集研究分野
キーワード:
COVID-19迅速診断法
,
PCR検査
,
抗原検査
,
CRISPR診断
,
CONAN法
Keyword:
COVID-19迅速診断法
,
PCR検査
,
抗原検査
,
CRISPR診断
,
CONAN法
pp.746-750
発行日 2021年11月15日
Published Date 2021/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209730
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【ポイント】
◆新興感染症の感染拡大を抑えるためには,迅速かつ正確な検査技術が重要である.
◆COVID-19迅速診断法において,PCR検査法や抗原検査法だけでなく,ゲノム編集技術CRISPRを活用した方法が注目されている.
◆CRISPR診断は特異性の高さと簡便かつ迅速に検査できることから臨床現場即時検査への実用化が期待されている.
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