特集 市町村保健センター
市町村における保健センターの試み
【事例2】愛川町保健センター
本誌編集室
pp.510-513
発行日 1978年8月15日
Published Date 1978/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205657
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■はじめに
神奈川県愛甲郡愛川町.県央の北部に位置し,相模原市,厚木市に隣接する.山あり,川あり,奇に富み,町を縦断する中津川の深まるところには,関東の耶馬渓といわれる中津渓谷がある.
小田急線の本厚木駅からバスで約40分行くと,山と丘に囲まれた高台に別天地のように広がる愛川町に着く.人口は約2万7千人(昭和52年).町並らしいところはなく,突如として近代的な5階建てのビルディングのある前で下車する.愛川町役場である.旧来の町役場とは似ても似つかない豪華なビルである.その斜め裏手に,白色のコンクリートの建物がひかえている.これが愛川町保健センターである.
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