事例 母子管理・1【新連載】
乳児管理の体系
東京都武蔵調布保健所
pp.349-355
発行日 1973年5月15日
Published Date 1973/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204669
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当所は昭和44年4月,調布市15万,狛江市5万を所管として新しく設立された保健所である(図1).区部に隣接する住宅都市として,比較的自然環境に恵まれた地域であり,人口の急増,それに伴う出生の増加(表1,2,3)さらに住民の保健所設置要望の理由などから,母子管理の充実と各種衛生監視,特に食品衛生監視の科学化を重点として業務を推進してきた.
このうち,母子管理の充実については,たまたま厚生科学研究費補助による「地域保健計画情報体系に関する研究」に参加し,情報管理に関する研究の機会を得,それを契機としてこのことの重要性についての理解と関心が職員の間に深まり,目標の推進への大きな原動力となったことは幸であった.
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