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第18回保健文化賞贈呈さる
K
pp.606
発行日 1966年11月15日
Published Date 1966/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203365
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去る9月20日午後2時から恒例の第18回保健文化賞贈呈式が第一生命ホール(東京千代田区有楽町1-6)で行なわれた。東京混声合唱団のロシア讃美歌と勤労を讃える歌のコーラスで幕を明けた贈呈式は,緊張した面持の受賞者に広いホール一杯の参列者からの万雷の拍手の中で,矢田恒久第一生命保険相互会社取締役社長のあいさつにひきつづき,第一生命賞(団体100万円,個人30万円),厚生大臣賞(表彰状),朝日新聞厚生文化事業団賞(記念品),NHK厚生文化事業賞(記念品)が8団体7個人につぎつぎに贈呈された。来賓祝辞は朝日新聞東京厚生文化事業団理市長・衣奈多喜男氏が「今日社会開発が重大な政治の課題としていろいろに言われておりますなかで,保健,公衆術生の向上,生活環境の整備など,社会開発計面のきわめて重要な部門について貢献した受賞者の皆様の意義はまことに大きい。今後とも広く内容が充実し,全国津々浦々で受賞されるよう期待したい」と述べ,これを受けて受賞者代表,斎藤潔・国立公衆衛生院顧問は「本日第18回保健文化賞贈呈式が催され,関係者の皆様に厚くお礼申しあげます。戦後の混乱から20年,わが国の公衆衛生の発展に残された由緒ある事業です。今後はこの名誉ある受賞をけがさぬよう努めていきたい」と挨拶した。
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