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第17回保健文化賞贈呈さる
pp.621
発行日 1965年11月15日
Published Date 1965/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203139
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去る9月15日午後2時から第17回保健文化賞贈呈式が第一生命ホール(東京千代田区有楽町1-9)において行なわれた。東京混声合唱団のロシア讃美歌と勤労を讃える歌のコーラスで幕を明けた贈呈式は,矢田恒久第一生命保険相互会社取締役会長の挨拶のあと,第一生命賞賞金(団体100万円,個人30万円)厚生大臣賞(表彰状)朝日新聞厚生文化事業団賞(記念品)NHK厚生文化事業団賞(記念品)が9団体,4個人にそれぞれ贈呈され,広いホールをほぼ8分どおり埋めた参列者からさかんな拍手をあびた。来賓祝辞は,朝日新聞東京厚生文化事業団理事長増田寿郎氏が述べ,これを受けて受賞者代表として,小野基樹氏がつぎのような挨拶をのべた。「第一生命,厚生省,朝日新聞,NHKのあついご配慮に感謝する。今まで保健衛生の仕事のために奮闘努力してきて,それが認められたのは,われわれ受賞者だけでなく,われわれの仕事を援助して下さった先輩,後輩の力があずかって大きい。ともに感謝したい。
今後は今日の受賞の感激を深く胸にいだき,ますます保健衛生の向上のために尽力することを誓って挨拶にかえたい。」このあと,約10分の休憩ののち,「受賞者のふるさとの唄を訪ねて」という,東京混声合唱団による,そうらん節などの唄がメドレーでうたわれた。
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