特集 結核
福岡市に於ける結核の疫學的研究
城戸 春分生
1
1福岡保健所
pp.12-18
発行日 1950年1月15日
Published Date 1950/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200566
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緒言
我國の結核死亡率は依然高率であり,靑年期においては特に顯著である。而して戰後には全國的に増加の傾向を示したが,福岡縣は從來に比して昭和21年,22年には甚しく高率となつて,全國で第1位及び第2位となつた。私はその人口の9分の1を占める福岡市の疫學的資料を昭和17年より23年度迄の7カ年分について補足整理して次の如き研究を行つた。
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