論述
産業衛生の要綱(第5囘)
重松 逸造
pp.358-360
発行日 1948年10月25日
Published Date 1948/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200360
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夜間作業と輪番交代の問題
24時間制で操業している工場においては,勞働者の健康と,最高の生産とを維持するためには,夜間作業と輪番交代の影響を最小限にするよう,特に愼重な方策がとられねばならない。合衆國公衆衞生局は次の勸告を行つている。
1.2〜3週間毎に晝夜を交代して働く勞働者は,食事と睡眠の習慣を調整するのに困難を感じている。24時間制で操業する工場においては,交代は2〜3月毎以上には頻繁に行わるべきではない。
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