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あとがき
品川 靖子
pp.168
発行日 2008年2月15日
Published Date 2008/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101266
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私が近代西洋医学を学んだ1980年代までは,患者が民間療法等を利用していると知った医師の多くは,それを非科学的な行為としてやんわりと否定するか,自分の行う治療とは切り離して扱っていたように思います.
近年米国を中心に西洋医学の限界が指摘されるようになり,相補・代替医療のエビデンス研究の進歩等を背景に,わが国の医学界においても統合医療が注目されてきているのには,時代の移り変わりを感じます.
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