特集 介護予防をどうすすめる?・2 介護予防事業の多角的取り組み
活動レポート②―保健所による高齢者口腔ケア推進事業
原田 まりこ
1,3
,
阿彦 忠之
2
1前山形県村山保健所
2山形県村山保健所
3現山形県健康福祉部保健薬務課
pp.725-727
発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100144
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高齢者の積極的口腔ケアは,介護予防を推進し,QOLの向上を図る上で重要な課題である.介護保険制度の中に新たに創設される地域支援事業でも,口腔ケアが介護予防サービスの重点項目として例示されたが,地域における取り組みは不十分である.そこで,保健所機能を生かして高齢者の予防的口腔ケアを推進し,これを地域に普及・定着させることを目指して,平成15年度から2年間のプロジェクト事業を実施した.
なお,村山保健所は,山形県村山地域の7市7町(人口約58万人)を管轄し,老年人口割合(平成16年10月現在)は23.8%である.
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