特集 介護予防をどうすすめる?・2 介護予防事業の多角的取り組み
活動レポート①―OT・PTが関与した介護予防事業の実際
内田 和恵
1
1島根県雲南保健所
pp.722-724
発行日 2005年9月1日
Published Date 2005/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100143
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島根県での地域リハビリテーションの推進
島根県でリハビリテーション関連事業に取り組み始めたのは,市町村機能訓練事業の支援を主な目的として,平成3年から始まった保健所へのOT・PTの配置である.当初は全保健所への配置を目指してスタートしたが,その後3名のOT・PTが複数の保健所(全7保健所)を兼務する形で配置されている.
平成11年8月の「島根県保健医療計画」において,重要な柱の1つに「地域リハビリテーションの推進」が位置づけられたのを受けて,住民に身近な地域でのリハビリテーションの円滑な推進を図るため,「島根県地域リハビリテーション指針」が策定された.これにより,二次医療圏域ごとの体制整備を目指して,圏域単位で指針を作成するとともに,「地域リハビリテーション支援センター」の整備を行っている.
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