この本,いかがですか?
『—看護職・子育て支援者のための—家族のレジリエンスを高めるワークショップ実践ガイド』
加藤 安里彩
pp.80-81
発行日 2026年2月25日
Published Date 2026/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134781680800010080
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
助産師として日々ママたちと向き合う中で,「育児の悩みの多くは,赤ちゃんだけでなく,家族との関係性や心の状態と深くつながっている」と感じています。産後の不安,パートナーとの関係,過去の経験,育児観……それらすべてが育児に影響し,家族の在り方を左右します。本書『家族のレジリエンスを高めるワークショップ実践ガイド』は,その“心のケア”の根幹に触れた,助産師として必読の一冊だと思いました。
中でも私が強く惹かれたのは,ワークショップ参加後のママのエピソードです。夫婦関係が難しく育児がつらかった2児のママが,このプログラムを通してパートナーとの関係を見直し,最終的に3人目の妊娠・出産へと進んだというお話。まさにレジリエンス(逆境から立ち直る力)が家族全体に波及したとき,人生が動くほどの変化が起こり得ることを示す印象的な例でした。

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

