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特集 保護者が気付く乳幼児の症候—どう診断し,どう対処する?
耳を痛がります,耳が気になるようです
Clinical approach to infants and young children presenting with ear pain or ear discomfort
吉冨 愛
1
Ai Yoshitomi
1
1東京都立病院機構東京都立小児総合医療センター耳鼻いんこう科
キーワード:
乳幼児
,
耳痛
,
中耳炎
,
外耳疾患
,
鑑別診断
Keyword:
乳幼児
,
耳痛
,
中耳炎
,
外耳疾患
,
鑑別診断
pp.216-220
発行日 2026年3月20日
Published Date 2026/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910980030216
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POINT
●乳幼児の「耳を痛がる」「耳を気にする」訴えの背景には,耳疾患のみならず耳周囲臓器の疾患や放散痛など多様な原因が存在する。
●詳細な問診と顕微鏡・内視鏡による鼓膜・外耳道および耳周囲の視診が診断の第一歩であり,特に急性中耳炎の鑑別には鼓膜膨隆の評価が重要である。
●急性中耳炎を中心に,急性乳様突起炎,耳瘻孔感染,耳下腺炎,頸部リンパ節炎などを念頭に置いた診断的アプローチが必要である。
●診断に基づき重症度を評価したうえで治療方針を決定し,抗菌薬の適正使用,画像診断の要否判断,再診指導と保護者への説明を行うことが重要である。

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