書評
—日本リハビリテーション医学教育推進機構(一般社団法人),日本リハビリテーション医学会(公益社団法人)(監修) 久保俊一,山上裕機(総編集) 安保雅博,城戸 顕,酒井良忠,篠田裕介,田島文博,西田佳弘,三上幸夫,美津島 隆(編)—消化器外科のリハビリテーション医学・医療テキスト
武冨 紹信
1,2
1一般社団法人日本外科学会
2北大大学院・消化器外科学
pp.463
発行日 2025年4月20日
Published Date 2025/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698570800040463
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本書は,消化器外科周術期患者に対するリハビリテーションを総論および各論にまとめたものです.リハビリテーションの基礎知識と具体的な評価法・訓練法を経験豊富なエキスパートが代表的な消化器外科疾患別に解説しており,本書を手に取ったその日から臨床に役立つ内容に整理されています.
消化器外科においては,開腹手術から,腹腔鏡下手術やロボット支援手術へと,手術方法が様変わりしています.また,対象患者が高齢化し,それに伴い糖尿病や高血圧,呼吸器疾患や心血管疾患などのあらゆる併存症を抱える患者が多くなってきました.薬物療法や放射線治療の進歩に伴い,術前治療後の消化器外科手術も多くなり,その侵襲は大きくなるばかりです.手術はうまくいったけれど術後回復がなかなか進まない症例を経験することも多く,周術期リハビリテーションの重要性がますます増加しています.

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