特集 過活動膀胱(OAB)を科学する—疫学・診断・治療の最前線
〈疫学〉
JaCS 2023調査から読み解く本邦の過活動膀胱有病率と日常生活への影響
三井 貴彦
1,2
1山梨大学大学院総合研究部 泌尿器科学講座
2日本排尿機能学会疫学調査実行員会
キーワード:
疫学調査
,
過活動膀胱
,
OAB
,
生活の質
,
QOL
Keyword:
疫学調査
,
過活動膀胱
,
OAB
,
生活の質
,
QOL
pp.1124-1129
発行日 2025年12月20日
Published Date 2025/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523930790131124
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・日本排尿機能学会では,2023年6月にインターネットによる下部尿路症状に関する疫学調査を約20年ぶりに行った.
・下部尿路症状において20年前と同様に有益な情報が得られており,過活動膀胱についても有症率やQOLへの影響,さらに関連因子が明らかとなった.
・今後も解析を進めて下部尿路症状の診療に役立てていただけるように発信していく予定である.

Copyright © 2025, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

