特集 標準カルテが拓く医療DXの未来—全国医療情報プラットフォーム実装元年
扉/本特集の論旨が分かるPoint一覧<標準カルテが拓く医療DXの未来—全国医療情報プラットフォーム実装元年>
石川 賀代
1
1社会医療法人石川記念会HITO病院
pp.338-339
発行日 2026年5月1日
Published Date 2026/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038523770850050338
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
2026年,病院を取り巻く環境はかつてないほどの変革期を迎えている.少子高齢化による人口構造の変化,医療人材の不足,診療報酬制度の改定,そして生成AIやIoTなどの技術革新は,医療提供体制に根本的な見直しを迫っている.こうした状況下で,病院が持続可能な経営と質の高い医療を両立させるためには,DXの実装が不可欠である.
本特集では,2026年度に本格始動する「全国医療情報プラットフォーム」や「標準型電子カルテ」の導入を契機に,医療DXの最新動向とその実態に迫る.単なるシステム導入にとどまらず,診療・経営・教育・人材育成・地域連携といった多角的な視点から,DXが病院にもたらす変革の本質を探る.先進事例だけでなく,現場での試行錯誤や課題への対応も取り上げ,読者が自院の未来を構想するための実践的なヒントを提供する.
また,医療機関単独ではなく,テクノロジー企業や地域の多様なステークホルダーとの協働による新たな医療価値の創出にも焦点を当て,医療と社会の接点を再考する機会としていただきたい.

Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

