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あとがき
堀 裕一
pp.684
発行日 2025年5月15日
Published Date 2025/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.037055790790050684
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『臨床眼科』2025年5月号(79巻5号)をお届けいたします。本号も,前号に引き続き第78回日本臨床眼科学会(臨眼)の原著論文を中心に,たくさんの素晴らしい論文,総説を皆様に読んでいただけると思います。第78回臨眼は,昨年(2024年)11月に開催されました(学会長:京都府立医科大学 外園千恵教授)。秋の美しい京都での開催で,古都らしいきめ細やかなおもてなしのもと,大変素晴しい学会でした。
この学会では,近畿大の日下俊次教授による特別講演「小児網膜硝子体疾患の治療〜学び,格闘,喜び〜」が行われました。本号では,日下教授にこの講演内容について執筆いただいております。筆者(堀)は,若い頃,日下教授と同じ大学病院で勤務させていただいていました。当時,日下教授が未熟児網膜症に対する硝子体手術を本格的に始められた時期であり,ドクターヘリやドクターカーで全国からやってくる重症の未熟児網膜症の患児に対し,先生は(ご講演の演題名にもあるように)朝から晩まで手術室でずっと格闘しておられました。今回,お忙しいなか,本誌にご執筆いただきました日下俊次教授に心から感謝申し上げます。

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