特集 孤独・社会的孤立にどう向き合うか—孤独・孤立対策推進法の施行から1年
孤独・孤立の定義と健康危機の予防介入
太刀川 弘和
1
,
白鳥 裕貴
2
,
相羽 美幸
3
,
川上 直秋
4
,
菅原 大地
4
1筑波大学医学医療系臨床医学域災害・地域精神医学
2筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学
3東洋学園大学人間科学部
4筑波大学人間系
キーワード:
社会的孤立
,
孤独
,
オンラインコミュニケーション
,
コロナ禍
,
一次予防
Keyword:
社会的孤立
,
孤独
,
オンラインコミュニケーション
,
コロナ禍
,
一次予防
pp.292-299
発行日 2025年4月15日
Published Date 2025/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890040292
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ポイント
◆孤独・社会的孤立の問題は深刻化しており、多様な健康危機をもたらすことから、コロナ禍以降の公衆衛生上の世界的課題となっている。
◆孤独・孤立の定義は異なり、しばしば用語使用上の混乱があるため、注意が必要である。
◆健康危機の予防介入も試みられているが、一次予防対策が不足しており、アプローチ手法の開発が急務である。

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