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あとがき・次号予告
横田 浩充
pp.1228
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110530111228
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現在8月上旬,真夏です.年齢を重ねた現在,日々の過ごしを大切にする「一日一生」といった自身の目標を貫徹するべく行動するのですが,外出には限界を感じています.今年も全国的な猛暑が到来しました.8月5日,群馬県伊勢崎市で41.8℃を観測し,国内史上最高気温を更新しただけでなく,この日は40℃超えの地点が39地点に上ったと報道されました.この時期に越後湯沢に出かけていましたが,湯沢市内・南魚沼市の石打や六日町は35℃でした.それではと,清津峡渓谷トンネル(夏場20〜24℃)を目指しましたが,不運なことに予約制で入場できませんでした.湯沢市内と標高差のあるこの周辺でも28℃,苗場に行っても27℃,避暑地も暑くなり,真夏の日中はどこへ出かけるのも辛くなったものです.翌日,帰りの関越自動車道(13〜14時)では,日本でも暑い地域の群馬→埼玉→練馬と通過しましたが,車のメーターに表示される外気温は41〜43℃を示しておりました.この記録的高温の原因について,太平洋高気圧とチベット高気圧のダブル高気圧,これにより上昇気流が抑えられ,日射が地表を直撃するような気象状況になったと報道されました.しかしながら,何と言っても気候変動や地球温暖化と海面温度の上昇から地球を守る使命,これに取り組まなければなりません.公的機関・企業・地域・個人がそれぞれの水準で取り組むべき普遍的課題です.

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