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今日の話題
人口減少地域からの挑戦―山梨県におけるプレコンセプションケアの実践と展望―
中込 彰子
1
A. Nakagomi
1
1山梨大学医学部産婦人科(臨床助教)
pp.173-179
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000003735
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山梨県では,人口減少とともに出生数の著しい減少も問題となっており,解決の糸口の1つとして,妊娠前のケアであるプレコンセプションケア(PCC)の推進を掲げている。われわれは,月経困難症患者を対象にSF-36を用いてQOLを評価し,OC/LEP使用後に身体的スコア以上に精神的スコアが有意に改善されることを報告しており,PCCを「妊娠前に心身の状態を整える取り組み」と捉えた場合,月経困難症に関連する知識の普及が鍵になる。そこで3年前より,子宮内膜症ケアセンター設立,性教育推進チーム結成,講演・啓発活動などの取り組みを立体的に展開してきた。今後は,当県の環境を活かした新たな動物研究基盤を構築し,臨床と基礎をつなぐ新たなPCCの展開を検討したい。

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