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特集 細胞毒マニュアル—実験に用いられる細胞毒の知識
細胞骨格に作用するもの
ファロイジン
Phalloidin
福井 義夫
1
Yoshio Fukui
1
1大阪大学理学部生物学教室
pp.534-536
発行日 1984年12月15日
Published Date 1984/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904664
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■特性
タマゴテングタケ(Amanita phalloides)に含まれるファロトキシンのひとつ。分子量789で針状結晶。毒性強く,ヒトをしてチアノーゼ,筋れん縮の末,数時間で死に至らしめる18)。欧米ではこの茸を"緑色の死の帽子"と呼ぶ地方もあるが,米国産には白色の変種もある。米国産の茸はファロイジンの類似体であるファラシジン(分子量847)を含む。0℃の水に0.5%可溶。アルコールやDMSOには良く溶け,pH3〜9の範囲で安定8)。

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