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グラフ
検査技師のための解剖学1
横地 千仭
1
1横浜市大医学部
pp.507-508
発行日 1962年8月15日
Published Date 1962/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542905998
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- Abstract 文献概要
脳脊髄と脳脊髄液
脳脊髄の表面には,最外側に硬膜,最内側に軟膜,その間にクモ膜,合計3枚の被膜がある。クモ膜と軟膜との間にはすき間があって,これをクモ膜下腔といい,ここに脳脊髄液がたまっている。クモ膜下腔のうち,特に後頭部の,小脳と延髄との間の部分は最も広くて,小脳延髄槽といわれ,後頭下穿刺により髄液を採ることがある。しかしそのすぐ下には生命を司る延髄があるので,深く刺すと危険である。
一方脊髄で髄液を採取するのは左右の腸骨稜を結んだ高さ,すなわち第4,第5腰椎の間が通常選ばれる。その理由は脊椎の間が広くて針を刺しやすいことと,この高さでは脊髄そのものはもはや無くて,これから出た神経束,すなわち馬尾のみであるので,誤って針をつき刺しても危険がないからである。
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