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今月の臨床 妊娠中・授乳中の薬物療法—最新の知見と留意点
症状と薬剤
妊娠中・授乳中の鎮痛薬の使用
小川 泰葉
1
1国立成育医療研究センター女性の健康総合センター妊娠と薬情報センター
キーワード:
鎮痛薬
,
妊娠
,
授乳
Keyword:
鎮痛薬
,
妊娠
,
授乳
pp.650-655
発行日 2026年8月10日
Published Date 2026/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.038698650800080650
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POINT
●妊娠中の疼痛管理ではアセトアミノフェンを基本とするが,必要最小限の使用にとどめる.NSAIDsは胎児への影響を考慮し,妊娠中期以降は原則として使用を控える.
●妊娠初期にオピオイドを使用しても,児の先天奇形のリスクは大きく上がらない.分娩直前に使用する場合は児の離脱症状に注意が必要.
●NSAIDs・アセトアミノフェン・トリプタン系薬剤は授乳中も服用可能である.分娩に関連してオピオイドを用いた場合も授乳は可能だが,児のモニタリングが必要.慢性疼痛にオピオイドを使用する場合は専門家に相談のうえ検討することが望ましい.

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