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増大号 何度でも見たい! 一般検査パーフェクトガイド
6章 精液検査
生殖器の解剖と臨床的意義—正常精液,乏精子症,精子無力症,無精子症,奇形精子症
山下 美香
1
1広島赤十字・原爆病院検査部
キーワード:
男性不妊症
,
生殖器解剖
,
ホルモン
,
精液所見
Keyword:
男性不妊症
,
生殖器解剖
,
ホルモン
,
精液所見
pp.914-917
発行日 2026年8月1日
Published Date 2026/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540080914
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精液検査の臨床的意義
男性不妊症とは,避妊することなく通常の性交を1年間継続的に行っているにもかかわらず妊娠が成立しない場合であり,かつ男性に不妊の要因が認められる不妊症のことである.先進国の生殖年齢にあるカップルの10〜15%前後は不妊症であるといわれ,その原因の約半数が男性に原因があるとされる1).男性が原因の不妊症は決してまれな疾患ではなく日常的に存在している.なかには原因不明・治療困難なものもあるが,治療法が確立している病態も多いため,臨床検査技師も男性不妊症に対する精液検査の知識を有することが望まれる.男性不妊症の検査は精液検査で,精液の量や濃度,運動率などを調べるが,その結果は同じ人でも大きなばらつきがあるため繰り返し行われる必要がある.本検査で治療方針の大まかな決定がされるため非常に重要な検査である.

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