潮流
新たな地域医療構想の医療機関機能 厚労省が各機能の内容や名称を提案
pp.28-29
発行日 2024年11月21日
Published Date 2024/11/21
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2946007
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2040年を見据えた新たな地域医療構想の策定に向けた制度改正の議論が大詰めを迎えようとしている。11月8日の「新たな地域医療構想等に関する検討会」(遠藤久夫座長)では、厚労省が新たな地域医療構想における「医療機関機能」を、地域での4分類と広域での機能の「4+1」に整理する案を提示。1つの医療機関が複数の医療機関機能を担うことも想定していると説明した。地域における医療機関機能4分類の各名称については▽高齢者救急等機能▽在宅医療連携機能▽急性期拠点機能▽専門等機能―を提案した。 構成員からは大枠の方向性について目立った異論はなかったものの、各医療機関機能の名称に関して再検討を求める意見や、「医療機関機能」について、療養病床が地域で担っている機能を念頭に「4+1」ではなく「5+1」にすることも含めた検討を求める声が上がった。
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