潮流
医学部「臨時増員」了承も懸念残る 厚労省検討会で意見「偏在対策が先」
pp.30-31
発行日 2024年11月11日
Published Date 2024/11/11
DOI https://doi.org/10.57527/JUNPO2945009
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厚労省の「医師養成過程を通じた医師の偏在対策等に関する検討会」(遠藤久夫座長)は10月30日、2026年度の医学部定員について、地域枠などを活用する臨時増員の枠組みを維持するとの方向性を大枠で了承した。ただ、臨時定員を認める基準を厳格化する考え方が示されており、実質的に臨時増員部分は削減になる可能性もある。これに対し同日、検討会構成員から疑義があり、同検討会としての合意事項に関する記述などの内容については、座長一任での了承となった。
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