トピックス
ARVO 2018[The Association for Research in Vision and Ophthalmology]
清水 映輔
1
1慶應義塾大学医学部眼科学教室
pp.26-28
発行日 2018年10月22日
Published Date 2018/10/22
DOI https://doi.org/10.34449/J0042.13.02_0026-0028
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
眼移植片対宿主病(ocular graft versus host disease:眼GVHD)は造血幹細胞移植後の代表的な合併症であり,ドライアイ(dry eye disease:DED)や眼表面の炎症(ocular surface inflammation)を引き起こす1)2)。これまで,0.1%シクロスポリン点眼液は眼表面の炎症を軽減させる効果が知られており,これら眼GVHD患者でも効果が期待されている3)。本研究では,シクロスポリン点眼の効果を眼GVHD患者で確かめるために,Ikervis®(0.1%シクロスポリン点眼液)+人工涙液の2剤投与群と人工涙液単剤投与群で比較試験を行った。
Medical Review Co., Ltd. All rights reserved.