症例報告
低身長精査を契機に外傷後下垂体茎断裂症候群が早期に診断された1例
白壁 勝央
1
,
石井 加奈子
1
,
鈴木 智也
1
,
岡田 朝美
1
,
都 研一
1
1福岡市立こども病院内分泌・代謝科
キーワード:
低身長症
,
成長ホルモン分泌不全性低身長症
,
外傷後下垂体茎断裂症候群
,
頭部外傷
Keyword:
低身長症
,
成長ホルモン分泌不全性低身長症
,
外傷後下垂体茎断裂症候群
,
頭部外傷
pp.1357-1359
発行日 2026年10月1日
Published Date 2026/10/1
DOI https://doi.org/10.34433/pp.0000002497
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要旨
緒言:小児の低身長の原因の1つに頭部外傷による下垂体機能障害があるが報告例は少ない.症例:低身長を主訴に受診し成長ホルモン分泌不全性低身長症と診断された10歳男児.MRIで下垂体柄欠損と異所性後葉をみとめ,病歴と成長曲線から軽微であったが頭部外傷による外傷後下垂体茎断裂症候群と考えられた.結論:軽微な頭部外傷によっても下垂体機能障害が生じ得るため外傷後に成長率低下がある場合は精査を検討すべきである.

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