特集 外来で見逃さない危険な疾患,相談すべき症例―気づくコツ,つなぐヒント―
方法論 緊急性と重症度を見定める
JTAS:症候リストと補足因子
奥寺 敬
1
,
伊井 みず穂
2
,
坂田 久美子
3
1富山大学/中部国際医療センター集中治療部/JTAS2023委員会/JTAS推進WG
2富山大学医学部看護学科成人看護学/JTAS2023委員会
3愛知医科大学看護学部看護連携/JTAS推進WG
キーワード:
緊急度判定
,
JTAS
,
院内トリアージ
,
症候リスト
,
補足因子
Keyword:
緊急度判定
,
JTAS
,
院内トリアージ
,
症候リスト
,
補足因子
pp.1403-1406
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001024
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Headline
・Japan Triage and Acuity Scale(JTAS)とは病院の救急外来において看護師・病院救急救命士らが救急患者の緊急度を客観的に判定する支援ツールである.
・JTASを用いた緊急度の判定には,主たる症候の確認および病歴聴取,自覚症状,他覚症状の評価,そして補足因子の適用を行う.
・電話相談でのJTASの活用には,「第一印象の重症感」がみられないため,主症候の聴取や補足因子の活用が重要である.
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