連載 子どもの心と体をはぐくむ 住まい空間・あそび空間・第2回
「こどもの国」
仙田 満
1
1環境建築家
pp.376-378
発行日 2025年5月1日
Published Date 2025/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/ch.0000000869
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1965年に「こどもの国」が開園しました。上皇様が皇太子の時代,美智子様とのご成婚を記念した国家的な事業でした。横浜市と町田市にまたがる100 haほどの丘陵で,かつて陸軍の弾薬庫があった場所です。そこに子どものあそび場「こどもの国」が構想され,巨大な自然型遊園地がつくられました。開園から60年の歴史を紡いできた「こどもの国」は,なぜ自然型児童遊園として発想されたのか,その意味を考え,新たなこどもの育ちの場として自然体験の重要性を再認識したいと思います。

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