特集 新型コロナウイルス感染症 理解と対策の現状
新型コロナウイルス感染症対策の国際協調とWHOの対応
茅野 龍馬
1
1長崎大学 国際連携研究戦略本部
キーワード:
感染症予防
,
世界保健機関
,
ソーシャルメディア
,
COVID-19
Keyword:
World Health Organization
,
Communicable Disease Control
,
COVID-19
,
Social Media
pp.1575-1579
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2022032407
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<Headline>1 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策は、個別の症例への医療的対応にとどまらず、公衆衛生、疫学、政治経済、人の社会的行動の予測と制御など、全社会的かつ包括的な対応を必要とする。2 世界保健機関(WHO)は科学的エビデンス構築の促進、公平な情報提供、各国への物的人的支援、人材育成、公平なリソース分配のメカニズムの構築等を通じて世界全体の対策の向上と調整に取り組んでいる。3 パンデミックは、すべての国のすべての人がワクチン等で保護されるまで終わらない。世界全体にリソースをいきわたらせるには国際協調と連携が不可欠である。
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