【連載】能登半島の災害から学ぶべきこと(9)
【column 令和6年能登半島地震】震災時の透析支援を振り返って~実感した看護師の力~
中川 由紀
1
1公立松任石川中央病院 看護師長
pp.69-70
発行日 2026年1月20日
Published Date 2026/1/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002485
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●透析中の突然の揺れ
当院は白山市に位置する305床の急性期病院で、このうちベッド数40床の血液浄化センターでは常に90~100名の患者が透析を受けています。震災発生時、維持透析を受けている患者は29名でした。突然の大きな揺れに筆者は不安を覚えながら「ベッド柵につかまってください!」「透析回路をしっかりつかんでください!」と患者に伝え、自分自身もベッド柵につかまってしゃがみ、揺れが収まるのを待ちました。揺れの後、見わたす限り被害はなく、コンソール(透析装置)の警報も作動していませんでした。
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