基礎講座
血清総蛋白測定における溶血(ヘモグロビン)の影響
永井 謙一
1
1済生会川口総合病院 臨床検査科
キーワード:
ビウレット反応
,
色
,
血液化学分析
,
血液タンパク質
,
Hemoglobins
,
指示薬と試薬
,
自動分析
,
溶血
Keyword:
Color
,
Autoanalysis
,
Biuret Reaction
,
Blood Chemical Analysis
,
Blood Proteins
,
Hemoglobins
,
Indicators and Reagents
,
Hemolysis
pp.586-591
発行日 2023年6月15日
Published Date 2023/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023193558
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◎測定法はビウレット法の普及率がほぼ100%だが,測定試薬については1試薬系と2試薬系が混在している.◎1試再系では,ヘモグロビンの蛋白としての影響と色の影響の両者が加算された値となる.◎2試薬系は,ヘモグロビン蛋白をそのまま測定値に反映する試薬,一部反映する試薬,ほとんど反映しない試薬の3種に大別することが可能である.
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