技術講座
迅速細胞診(ROSE)の有用性と実際
阿部 香織
1
,
小井戸 綾子
,
安田 真大
,
古村 祐紀
,
渡邉 侑奈
,
斉藤 仁昭
,
飯嶋 達生
1茨城県立中央病院茨城県地域がんセンター 医療技術部臨床検査技術科
キーワード:
気管支鏡法
,
検体取り扱い法
,
顕微鏡検査法
,
細胞診
,
染色
,
組織固定
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
,
ポイントオブケア検査
,
経気管支針吸引法
Keyword:
Tissue Fixation
,
Cytodiagnosis
,
Bronchoscopy
,
Microscopy
,
Point-of-Care Testing
,
Staining and Labeling
,
Specimen Handling
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
pp.1093-1103
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2023000048
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
◎当院においてROSEを開始するまでの経緯や準備,現状について紹介する.◎ROSEは,現場で診断しなければならないという精神的負担が大きい検査ではあるが,診断精度の向上のみならず薬剤適応判定の追加検査にもつながる患者貢献度の高い検査であり,その役割は大きい.◎ROSEにおいてより正しい診断をするため,たくさんの症例を経験し,日々知識の研鑽に努めることも重要である.
Copyright© 2022 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.