歴史に学ぶ病理技術
矢島権八先生と矢島のPAM染色
松並 平晋
1
1モルフォテクノロジー
キーワード:
腎糸球体
,
過ヨウ素酸メセナミン銀染色
Keyword:
Kidney Glomerulus
pp.899-902
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022299203
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◆PAM(過ヨウ素酸メセナミン銀)染色は、基底膜の観察を目的とした組織化学的かつ電顕検索も可能な組織形態学的染色法である。◆矢島権八先生は、PAM染色の原理や染色手法のみならず染色前の固定・包埋・薄切など、病理技術全般にわたって詳細な検討をされた。◆機械化・自動化が進む病理検査の新たなステージにおいても、先哲により培われた知見は基礎的なものとして理解しておかければならない。
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