特集 血液検査がわかる20の疑問
形態検査編 先輩技師が白血球を目視で分類した際、"異常顆粒"や"顆粒減少"とコメントしています。医師に伝えるべき顆粒の異常のポイントを教えてください
後藤 文彦
1
1NTT東日本関東病院 臨床検査部
キーワード:
骨髄異形成症候群
,
好中球
,
白血球障害
,
血液塗抹標本
Keyword:
Neutrophils
,
Myelodysplastic Syndromes
,
Leukocyte Disorders
pp.737-740
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2022260726
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健常人の末梢血液像で観察される白血球には、顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)、単球、リンパ球があります。これらの異常所見には、大きく量的異常と質的(形態学的・機能)異常があります。本稿では、好中球の形態学的異常のなかで「顆粒」にフォーカスして解説します。
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