検査
ウイルス感染症の病態とその検査法 単純ヘルペス、帯状疱疹を中心に
今福 信一
1
1福岡大学 医学部皮膚科学教室
キーワード:
感度と特異度
,
蛍光抗体法
,
酵素抗体法
,
赤血球凝集抑制テスト
,
中和試験
,
帯状疱疹
,
単純ヘルペス
,
補体結合試験
Keyword:
Complement Fixation Tests
,
Fluorescent Antibody Technique
,
Immunoenzyme Techniques
,
Hemagglutination Inhibition Tests
,
Herpes Simplex
,
Herpes Zoster
,
Neutralization Tests
,
Sensitivity and Specificity
pp.896-901
発行日 2014年10月1日
Published Date 2014/10/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2015024172
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感染症の検査は他の臨床検査と意義が異なることが多い.ASTやヘモグロビン量など多くの臨床検査は定量的・連続的であり,その量に応じて病態を判断するが,感染症の病態はYesかNoかしかない.ちょっとだけヘルペス,という病態は存在しない.そして感染症を疑って行う検査の判断も,結果の解釈はYes/Noのどちらかしかないのである.(「はじめに」より)
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