特集 一技入魂! 基本手技─理論と実践で築く小児科専門医の力
各論 習得が必須な手技・処置
気道確保:気管挿管─喉頭鏡・ビデオ喉頭鏡などを含めて
吉野 智美
1
Tomomi Yoshino
1
1大阪市立総合医療センター救命救急センター・小児救命救急センター
pp.947-951
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000003067
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手技/処置の名称・概要
気管挿管は,気管内にチューブを留置し,気道確保および人工呼吸管理を可能にする手技である。初期研修医の段階で成人の気管挿管を経験していることが多いが,小児では解剖学的・生理学的特徴の違いにより同様の手技ではうまくいかないことが少なくない。とくに小児は体重あたりの酸素消費量が多く,機能的残気量が小さいため,無呼吸に対する耐性が低い。短時間で低酸素血症や徐脈に進展する可能性があるため,迅速かつ確実な気管挿管が重要である。

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