特集 症例から学ぶ! 小児臨床超音波
腹部超音波検査
3.肝臓 胆道閉鎖症早期診断へのツールとして
連 利博
1,3
,
東間 未来
2
,
家入 里志
3
MURAJI Toshihiro
1,3
,
TOMA Miki
2
,
IEIRI Satoshi
3
1霧島市立医師会医療センター
2茨城県立こども病院小児外科
3鹿児島大学小児外科
キーワード:
胆道閉鎖症
,
遷延性黄疸
,
早期診断
Keyword:
胆道閉鎖症
,
遷延性黄疸
,
早期診断
pp.176-179
発行日 2025年9月25日
Published Date 2025/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/pm.0000002625
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受診するまでの経緯
【症例】生後51日 女児
生後48日目に咳嗽あり,近医小児科にてRSウイルス感染が確認された。吸入など外来治療を受けていたが,便色が急激に灰白色化してきたので血液検査が行われた。直接ビリルビン値が8.0 mg/dLと高値を示し,胆道閉鎖症の疑いで当院紹介となった。

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