特集 高血糖と低血糖-どう対応するか
成長に応じた高血糖、低血糖の診断 学童期以降で高血糖をみたらどう診断するか
志賀 健太郎
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター小児総合医療センター
キーワード:
高血糖症
,
鑑別診断
,
糖尿病-1型
,
糖尿病-2型
,
変異
,
アルゴリズム
,
ミトコンドリア遺伝子
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Hyperglycemia
,
Algorithms
,
Diabetes Mellitus, Type 1
,
Diabetes Mellitus, Type 2
,
Mutation
,
Genes, Mitochondrial
pp.957-960
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019280818
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<Key Points>(1)急性疾患に伴う一過性高血糖でも著しい高血糖を認めることがあり、注意深い経過の追跡が重要である。(2)学童期以上、とくに思春期年齢以降では2型糖尿病の頻度が急激に上昇してくる。(3)遺伝子異常による糖尿病や、そのほかの疾患、薬剤による高血糖の鑑別のために詳細な既往歴、家族歴の聴取が重要である。
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