特集 周産期相談310 お母さんへの回答マニュアル 第3版
新生児・乳児編 全身 乳児期 髄膜炎が心配です。予防接種はあるのですか?
大城 誠
1
1名古屋第一赤十字病院 小児科
キーワード:
髄膜炎-ウイルス性
,
予防接種
,
ムンプスワクチン
,
細菌莢膜
,
髄膜炎-細菌性
,
Haemophilus influenzae Type b Polysaccharide Vaccine
,
肺炎球菌13価結合型ワクチン
Keyword:
Meningitis, Viral
,
Mumps Vaccine
,
Bacterial Capsules
,
Vaccination
,
Meningitis, Bacterial
,
Haemophilus Influenzae Type B Polysaccharide Vaccine
,
13-valent Pneumococcal Vaccine
pp.562-563
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00621.2020088467
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- 文献概要
<回答のポイント>1)小児期細菌性髄膜炎の二大起炎菌であるインフルエンザ菌b型と肺炎球菌に対しては、定期接種で予防が可能である。2)海外への留学や渡航の予定があれば、髄膜炎菌ワクチンを2歳以降に任意接種で検討する。3)おたふくかぜワクチンを1歳以降に任意接種できる。4)母体が妊娠期から非加熱食品の摂取を避けること、乳腺炎を合併しない乳房管理、一般的な感冒対策も、髄膜炎予防に寄与する。
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