特集 周産期の痛みのケア
産科 無痛分娩の意義と歴史的変遷
天野 完
1
1産婦人科吉田クリニック
キーワード:
局所麻酔
,
産科無痛法
,
全身麻酔
,
医学史(1601-現在)
Keyword:
Analgesia, Obstetrical
,
Anesthesia, General
,
Anesthesia, Conduction
,
History, Modern 1601-
pp.1033-1037
発行日 2019年8月10日
Published Date 2019/8/10
DOI https://doi.org/10.24479/J00621.2019337504
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無痛分娩の意義と方法、無痛分娩の世界の動向、日本における変遷と現状について概説した。従来の日本では、陣痛を経験することで児への愛情が深まり、母性の醸成につながるなど、精神面でのメリットが強調され、医学的適応のない正常例に無痛分娩が考慮されることは一般的ではなかった。現在、硬膜外鎮痛法が無痛分娩の第一選択の方法となっている。
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