連載 薬剤師が知っておくべき臓器別画像解析の基礎知識 38
7.脳神経外科分野 2)脳腫瘍の画像診断
内田将司
1
,
小野寺英孝
1
,
吉田泰之
1
,
小菅康史
1
,
佐瀬泰玄
1
,
田中雄一郎
2
1聖マリアンナ医科大学脳神経外科学
2聖マリアンナ医科大学脳神経外科学 教授
キーワード:
頭部MRI,髄膜腫,神経膠腫,下垂体腺腫,神経鞘腫
Keyword:
頭部MRI,髄膜腫,神経膠腫,下垂体腺腫,神経鞘腫
pp.611-617
発行日 2014年2月1日
Published Date 2014/2/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201402611
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脳腫瘍の診断においては,CT(computed tomography)よりMRI (magnetic resonance imaging)が大切である。特にMRIのT1/T2強調画像,FLAIR(fluid attenuated inversion recovery),Gd(ガドリニウム)造影MRIなどで,腫瘍の局在や特徴を捉えて診断を行う。
今回,本邦での頻度が高い,髄膜腫,神経膠腫,下垂体腺腫,神経鞘腫の画像的特徴を概説する。