連載 [特別連載]
胃拡大内視鏡テクニック
八尾 建史
1
1福岡大学筑紫病院内視鏡部
pp.569-575
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000000745
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胃拡大内視鏡は,早期胃癌の診断に有用であると高いエビデンスをもって証明され,そして,内視鏡診断のガイドラインにも掲載されるに至った.しかしながら,誰もが毛細血管まで分解できるフルズーム拡大内視鏡観察ができないと,その有用性を広く医療に応用できない.胃拡大内視鏡診断が難しいという声を聞くことが多いが,その理由は,フルズーム胃拡大内視鏡観察ができないことに依ると私は考えている.したがって,内視鏡は,テクニックに始まり,テクニックに終わると考えるようになった.
・第2章 胃拡大内視鏡観察法(Black soft hood法)
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