特集 透析技術の最前線
6.ダイアライザおよびヘモダイアフィルタの最新動向―膜透過性と生体適合性の観点から
小久保 謙一
1
1北里大学医療衛生学部医療工学科
キーワード:
尿毒素
,
大分画中分子溶質
,
アルブミン漏出
,
血液透析濾過
,
生体適合性
Keyword:
尿毒素
,
大分画中分子溶質
,
アルブミン漏出
,
血液透析濾過
,
生体適合性
pp.362-367
発行日 2026年4月10日
Published Date 2026/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003777
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日本の血液透析療法は,比較的低血流量(200〜250 mL/min)を基本条件として発展してきた点に特徴があり,欧州における高血流量(300〜450 mL/min)を前提とした治療戦略とは異なる独自の進化を遂げてきた.本稿では,尿毒素概念の再定義を起点として,血液浄化器の機能分類,欧州におけるMCO膜の導入,HDFにおける日欧の治療戦略の違い,さらに膜構造設計および生体適合性に関する最新の知見を整理し,日本の技術的特徴とその意義を概説した.

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